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【高校受験】中学3年リアルにかかった塾費用公開【意識高くない系】

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  • やばい、そろそろ高校受験について真面目に考えないと…
  • 難関校目指してないけど子どもの周りはみんな塾行きだしたな…
  • リアルにかかる塾費用がぜんぜん見えてこねえ…

と思っているぜんぜん意識高くない中学三年生の親御さんに見てほしい記事。

偏差値53の公立高校まであと50点。
中学3年夏季講習から塾に通いだした子どもを持つ、とある家庭の塾費用公開。

超個人的ですが高校受験に臨む子ども、親、塾それぞれについてもあっさりめに記録しました。

参考になればうれしいです。

 

高校受験用にかかった塾費用

各月の塾費用の請求額とおおまかな内訳

7月 ¥55,605 夏期講習(5科・ゼミ6つ)、模試
8月 ¥24,200 教材費、入学金
9月 ¥29,205 国数英、模試
10月 ¥18,425 国数英
11月 ¥36,905 国数英、模試、ゼミ2つ
12月 ¥25,300 国数英
1月 ¥59,510 冬期講習(本科5科・ゼミ4つ)模試2回、
2月 ¥52,305 国数英入試直前クラス前納分、模試
3月 ¥35,200 国数英入試直前クラス後納分

合計 ¥336,655

 ※申し込み、契約、請求月は7月からだったが、実際通いだしたのは8月から。

※ゼミとはオプションでつけられる単発授業。

 

内訳の解説・体感

初月、はじめて割引やらなんやらつけてもらったが、結局うまく作用したのか不明。

普段、国数英だけとって週一で塾通い+月一で模試、3万くらい。

夏期・冬期講習になると5教科でゼミもとって、6万くらい。

2、3月、入試直前クラスとかいうものに切り替わり、普段の1.5倍程度の費用がかかる。

 

 

 

我が子

スペック

地方在住。学校での成績は中の中の上。勉強は嫌い。
友だちに誘われて夏期講習から塾に参加。
中3の9月時点で志望校(公立の偏差値53)に50点足りない。
家ではずっとネットしている。勉強しているのを見たのは片手で数えるほど。

 

塾への取組み

夏期講習で、同じ塾に通う友だちが授業のない日でも朝から自習のため塾に通う姿に感化されて、大半を塾で過ごし『勉強すること』が前に比べて近くなった。

夏休み明けからは人並みにダレて、週一回の授業にしか塾に通わなくなる。
三者面談では学校の先生に、今のままでは50点足りません。と言われるが大して動じなかった。(しかし対策も特にない。)

冬期講習は講師の先生の声かけもあってか、授業のない日もぼちぼち塾に自習に通う。
年明けからは、本腰を入れたのか放課後カバンを背負ったまま塾に直行。
夜9時まで塾で過ごすため、腹が空く。パンや菓子を持参していった。

2月は塾の定休日以外は平日土日関係なく塾に通う。

学校では委員会の引継などもしていたので、いつも疲れていてかわいそうだった。

参考書は買うことがなかったが中旬頃に過去問題集をはじめて購入。今更か?というツッコミはいらない。

2月終りから3月はじめ、焦りは見えなかったがもうここまで来たらいつもどりやるしかねえ!!みたいな開き直りと潔さが見えた。

家では相変わらずネトフリを見たり夜はツイッターをしていた。

3月初旬、受験前日が卒業式だったが、その日も講師の先生の声掛けによって塾へ。

 

我が家

親の受験への姿勢

特にない。
ごはんを作ったりお風呂を入れたり掃除をしたりするだけ。
しかし子どもが頑張っているので触発され、今までより家事をちょっとだけ真面目にやった。
家では勉強しなさいと言わない。家で子どもが遊んでいたら一緒に遊ぶ。
あとは塾への送迎をしたり、塾用のお菓子を買ってきていた。
それなのに一人前に受験へのストレスだけは感じて過ごした半年。

 

経済状況

毎月貯金が1円もできない我が家。
祖父母が入れてくれた学資保険を使うことになったが悔いはない。
しかし痛い出費だ。
レベルの高い学校を目指す子供たちは、さらに高額なメニューで塾のカリキュラムを組む。それに比べたら我が家のかかった費用は標準的ではないだろうか。

しかし、平成28年度に文部科学省が発表した数字によると、年間の平均学習塾費用は公立が約32万円と公表されているようだ。7か月33万でしたが?????

 

お世話になった塾

通塾期間

中学3年夏季講習(8月)から受験前日(3月初旬)までの実質7か月強。

 

雰囲気や講師

自宅と中学校の間にあるクラス授業の塾。
近所では比較的レベルの高い子たちが通う。
県内に系列の塾がいくつもあり、成績アップが講師の給料に直結するのか知らんがまあ切磋琢磨している様子。
子どもの話によれば、先生たちは個性豊かで生徒には平等でよく面倒を見てくれているようだ。
月謝は安くないと思う。
車での送迎時間5分程度だが、近郊にいくつも競合の塾があった中からここを選んだのは、子どもが友達に誘われたから。実は半年ほど前から他の塾も検討したが、まだ尻に火がついていなかったので真面目に考えていなかった。今から思えば勉強嫌いの子供を無理やり塾に入れてムダ金払うことにならずに済んでよかった。

 

まとめ・これから高校受験に向かうみなさんへ

めちゃめちゃお金がかかるので、大富豪以外はお金の心配をしてください。

貧民層ですが、せっかく子どもが勉強したいと言っているのに「だめ」とは言えなくて、結局33万もかかりました。だけど後悔していません。頑張っている子ども姿が見れたので。

個人的な意見ですが、成績普通の子が普通の公立高校を目指す場合、塾に通うのは中3の夏期講習からで十分です。

 

最後に、本人のやる気の半分は、環境で作られる。一緒にやろうと導いてくれる友だち、先生、ほんとうにありがたかったです。

家ではリラックスする時間も大事。ゲーム、漫画、ネットなど親子で好きなものの共有がストレスのはけ口になってくれたかも。

卒業、合格おめでとう。世界一かっこいいわたしの娘。

 

 

【ネタバレ書評】宇佐見りん かか【第56回文藝賞受賞作】

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2021年2月16日読了。
個人的なアウトプット、ネタバレのある読書感想文。
あらすじは書きません。
感じたこと、気づいたことのまとめ。

この記事を読んで参考になることと言ったら、この小説を読了した人が他の読了者の感想を知りたくて検索でたどり着くくらいでしょう。

 

この本について

 

作者

正直この本を読み終えて宇佐見りんという若い女の子の姿は見えてこなかった。
だって宇佐美りんが、うーちゃんだとは到底思えなかったから。
20そこそこでこの鋭い観察眼と人の核に切り込んだ発言をやってのける作者は、どこにでもいそうなSNS依存の19歳のうーちゃんとは近くないと思ったからだ。

 

文体

かか弁という特徴的な、創作方言は私には読みづらくはなかった。
逆に世界に引き込むトリガーとなっていて、それがあまりにも強力なので文字を蹴飛ばすように目が走って世界に引き込まれた。

 

全体の雰囲気

入っているうちにぬるくなって追い焚きされない湯舟みたいな温度感がずっと漂っている。
4人家族でいた時、問題があってもそれはあったかい風呂だったんだと思う。だんだんお湯が冷めて、風呂場はすごく寒くなって、それでもまだ湯船だけは入っていた人間の体温のぬくもりが残っていて、その中で意味なく体を泳がせている。そのうち自分も体温を奪われて冷たくなっていく、ゆっくり。

 

読んだきっかけ

ドコモのスマホプランにおまけでついてきたAmazonプライム1年間無料を契約。
せっかくなので無料で読める本を探していた。DaiGoの超選択術を読みだしたが、どうにも身が入らない。普段読書をしないばかりか、この手の本はほとんど触ったこともないので、はっきり言ってどうやって読み進めていいかわからない。箇条書きだったり、マーカーが引いてあったり、太字になっていたりで、地の文章は読まなくていいのか?
とにかく手が止まった。
キンドルのアプリをスクロールしていると一冊の本が目に留まった。『推し、燃ゆ』。
わかりやすい、と思った。オタクゆえの親近感だろうか。とにかくそのピンク色にティーンの女の子が吊るされた表紙をタップすると無料サンプルを読んだ。作者はまさに新進気鋭、芥川賞受賞の21歳女子大生か。『推し、燃ゆ』は二作目、処女作は『かか』。ふーん、こっちもサンプルを読んでみるか。
経血の金魚。生々しさへの期待が高まる。たった数ページだったがどうにも続きが気になった。
どうにかして読む方法はないだろうか、本はかさばるから欲しくない、どうにか電子書籍で。
気持ちが強いの人間の行動は早いものだ。
楽天Kobo初回500円オフクーポンで『かか』の電子書籍を930円で購入していた。
その日のうちに読了。

 

登場人物

個人的な偏見を織り交ぜたキャラクターの紹介。

 

うーちゃん

主人公。19歳の女性。処女。母が嫌いで好きで憎んでいる。女らしくはない。成績はもともとよかったが、母のせいで指定校推薦がダメになった浪人生。学校では陰キャだった。リアルの友達がいない。ツイッターに住んでいる。大衆演劇が好きでこづかいで推しを見に行く。

 

かか

うーちゃんとみっくんの母。40代。ととと離婚してから酒を飲んで暴れるようになったが、きっかけに過ぎず原因は幼少期に母親から愛されなかったこと。かかが発狂してしまってから家族はみな疲れて、ある種あきらめているようにも思える。
これはうーちゃんの補正があるかもしれない、きれいで割とグラマーなのかも、ガリガリに痩せてはいない。はっきりと描写されているわけではない。
かわいい、あまったれた口調。子供にべたべたしがち。
いつも家族のご飯を作っている。
ピーナツアレルギー強。
ババが痴呆になってしまったことを言葉ではわかっていても、受け入れることはできなかった。

 

みっくん(おまい)

うーちゃんの弟。男子高校生。家から出ていきたいし、自分も狂っているのか不安になる時もある。
この姉弟は割と仲がいいのは、これまで一緒に過ごした時間が長いのと、母の胎からうまれた戦友みたいな部分があると思う。
母のことにつかれているがちゃんとお見舞いに来て魚を取り分けてくれたり、母のことは好きなんだと思う。やっぱり母にとっての息子は恋人なのかな。
不謹慎な時に笑ったり、デリカシーのない大雑把さが男らしいと感じた。
みっくんは父親に対してどういう気持ちを持っているのか知りたかった。

 

明子

夕子(かかの姉)の娘。25歳。夕子が病死したことでうーちゃんの家に住むことになる。父は海外単身赴任中。
派手な背中の空いたワンピースを着ている。男をとっかえひっかえしている。
風呂は一番最後に入る。家族としてなじむことはなく、私室(昔は夕子の部屋だった部屋)に誰も入れようとしない。
意地悪ばかりする。
夕子が死んだとき、目を見開いていた。死に顔を目に焼き付けておきたかった。

 

ばば

かかと夕子の母。70代。ボケていてヒステリック。
かかのことを夕子が一人で寂しくないようにおまけで産んだということを、かかとの喧嘩で認めている。
夕子の子、孫の明子を気に入っている。
オペラを明子とじじと見に行っていた。お金には困っていなさそう。
じじの様子についての表記がこの小説には一切ない。

 

とと

うーちゃんの父。自分の浮気が原因で家を出た。
暴力的な男。うーちゃんは頻繁に殴られていたようだ。つい殴りそうになって手を挙げ、それに防御しようとうーちゃんが反射で身構える仕草。そのまま叩いたりしないが拳を振り上げてしまったのが切ない。しみついているんだなと思うと。
現在はかかとは良好のようで、電話で近況を連絡したりしたり、振込でいいはずの養育費をわざわざ手渡しするために家に訪れることがある。かかのことを心配しているようである。
娘とどう接していいなわからない。つまらない下品な冗談でコミュニケーションをとろうとする。よくあるしょーもない親父像なのかもしれない。

 

みどりさん

ツイッター鍵垢の相互フォロワーのひとり。
母を亡くしている。空気を読まない発言、不特定多数との性交渉があることから、鍵垢の輪の数人からブロックされている。
みどりさんもどこまでが本当かわからない。うーちゃんのように嘘をついているかも。

 

心象に残ったシーン

印象に残るのはいつもエログロ。

 

冒頭 金魚

このシーンが本のすべてだと思う。
女ならだれもが知る、誰にも言わないきれいで気持ち悪い日常。見落とされて、描かれない、なんとなく隠すのが習慣になっている現実。
粘膜を晒されて、私はこんなです。あなたは?って言われているように感じた。
湯船の経血は、明子のだったのかな。うーちゃんは昼に風呂に入っているからかかのだったのかな。

 

ピーラー

シンクに転がったピーラーを見て母が自傷行為してしまうシーン
それが実際行われたわけでもないのに、その妄想は恐ろしくリアルだった。

ピーラーというのが、リアル。ピーラーで怪我したことくらいみんなある。

 

はじめての快感

14の時、暴れた母に抱きしめられ、偶然耳に吐息を感じてぞくぞくするうーちゃん。
親に快感を教えられているようで思春期の性に対しての嫌悪感が漂う。

自分の親がした性交を不潔だと思うのは誰にでもあることかもなあ。

 

靴下の中の親指

観音様に性的欲求を感じるシーン
それまで自分と自分以外全ての性について嫌悪感を抱いていたうーちゃんが、この旅でいよいよおかしくなったと思った。
女であることではなく、観音様と交わりたいという欲求に満ちている。

 

SNS

この話でSNSを使うシーンが多用されているがそれが果たして効果的かは分からなかった。あまりにも普通だから。
ただ、鍵垢、空リプ、いいねだけでつながり、DMで励まし合う。ぬるま湯。
笑ってしまうくらい、わたしを含めた大多数のオタクがこの使い方をしている。この温度感、経験しているとすごくうーちゃんが近くなるかもな。
作者は二次創作とかやっているんだろうか。知ってる作品を二次創作しているなら読みたい。

 

気づいたこと

  • 自分の身にも近い将来起こる、親の老いていく姿を見たくないという気持ち。
  • 姉妹とは親に比較され、親からの愛を平等だと思えないのかもしれない。
  • かかは死んではいなかった。子宮筋腫の手術は成功し子宮がなくなっただけ。何かが大きく変わったわけでもない。今後変わっていくとも思えない。
  • 娘が「お母さんが好き」と言えても、「母を愛している」とは恥ずかしくて重くて言えない。うーちゃんはかかに愛されていたし愛されている、だからこそかかを産んであげたい。そういう思考に行きつくことができる。
  • かかもうーちゃんも母娘で、ばばとかかも母娘、ばばと夕子も母娘なんだけど、全然違うようだけど母娘なんだよなあと感じた。

母は神ではない。
母が神ではないことは、自分が母にならないとわからないのかもしれない。だって私は神ではないけど母を15年もやっているんだから。
だから、うーちゃんにとってかかは狂ってもかみさまなのかもしれない。かみさまっていうのは、信じるものとか心の支えとかそういった意味での。

 

最後の一文の意味
喪失感いっぱいの『うーちゃんたちを産んだ子宮はもうない』は、「かか(かみさま)が生むものはもうない」という意味と、「うーちゃんたちのふるさとはなくなった」はたまた、「かかは神ではなくなった」という意味を示唆しているのかなあ。

【青色パケ】クラビュー ブルーパールクリーム 1ヵ月レビュー【KLAVUU】

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 冬って寒いのでシートマスク、キツくないですか?

大富豪だったら部屋を熱帯の南国のごとく温めて、きんきんに冷やしたシートマスクとバスローブ姿で優雅にナイトタイムを過ごしたいところですが、一般的な民衆なので室内が普通に寒い。

こんな時、シートマスクに頼らずともクリームを多めに塗布して乾燥をやり過ごしてます。

 

今回まず間違えないでほしいのは、クリームの容器の色について。

私調べではクラビューのクリームは3種あり、ブルーパールセーションはうち2つ。
今回紹介するのは青色です。水色ではないです。紛らわしい名称については以下。

  • 白色→ホワイトパールセ―ション エンリッチディヴァイン パール クリーム
  • 水色→ブルーパールセーション ワンデイ8カップ マリンコラーゲンアクアクリーム
  • 青色→ブルーパールセーション マリンアクア エンリッチクリーム


KLAVUU(クラビュー)の人気商品と言えばブルーパールマリンコラーゲンアクアクッション、ホワイトパールセーションバックステージクリームなど。

今回は青色パケのブルーパールクリームを過大評価なしで感じたままレビューしていきます。

 

クラビュー ブルーパールクリーム とは

www.instagram.com



商品について

『クラビュー ブルーパールセーション マリンアクア エンリッチクリーム』
KLAVUU BLUE PEARLSATION Marine Aqua Enriched Cream
50ml・2,970円 (Qoo10


水分とオイルの2層バリア
主成分がスキンダブルレイヤー技術と結合し、水分蒸発を防ぐことで
長時間のうるおい持続を実現。

 

美白、シワの改善。2機能化粧品
栄養はもっと深く、肌はもっとしっとり。
タッチで感じる低刺激水分を補給。

 

特徴

1.9free 安心処方の保湿クリーム
パラベン、タルク、人口色素、硫酸塩系界面活性剤、ベンゾフェノン、トリエタノールアミン、変性アルコール、ミネラルオイル のナインフリー。


2.肌のphバランスを維持
保湿と角質整理を一度に。
リンゴ水で肌の奥までバランスを整える。


3.肌バリア強化・水分補給
栄養と水分でエネルギー補給。
肌を守る力を高め、外部刺激に負けない。


4.海のエネルギー、アクアフレグランス
深海のような落ち着いたアクアの香り。

主成分
  • 海藻アスコフュラム・ノドサムエキス:肌を丈夫に、しっとり。ノルウェーのケルプと呼ばれる海藻アスコフュラム・ノドサムエキスは食用褐藻類で肌の保湿、肌ストレス緩和に効果的。
  • リンゴ水:保湿、角質整理
  • 韓国産真珠エキス:肌のハリ、ホワイトニング
  • スクワラン:保湿、肌の保護膜形成
  • ヒアルロン酸:保湿、肌バリア
  • カカオシードバター:保湿、保護

KLAVUUとは

KLAVUU(クラビュー)は、“真の美しさは内側にある”がコンセプト。

KLAVUUとは、スウェーデン語の『クリア』という意味の「KLAR」と、『信念』という意味の「VUU」を組み合わせて作られた。

海と生命のパワーを元にしたパールを含んだコスメが特徴。

 

 

クラビューブルーパールクリームレビュー

使用頻度や方法

2021年1月~2月12日現在
夜:入浴後。クラビューの化粧水を使った後に使用。

打ち蓋とスパチュラがついています。

爪が長い人は、スパチュラ便利ですよね。

乾燥厳しい真冬、ふんだんに潤っていきたいので、一回に小指の第一関節くらい使っています。

 

香り

10段階評価で7の強さ。

ファンシーショップで売られている消しゴムなどによくある『マリンの香り』です。私世代だとにおい玉って感じですね。悪く言えば芳香剤。

匂い自体はクラビューの他製品同様主張が激しめです。

一か月以上使用して私は慣れました。

 

使用感

白色で固さは普通~ちょっと固め。

肌の上に伸ばすことで、少し柔らかくなるように感じた。

伸びはよく、しっとり。

デコルテまでマッサージします。

トーンアップ・シワ改善については、
正直どれが効いているのかわからんので今のところ改善を感じるに至っていませんが、ほうれい線や眉間のしわを気にすることはここ最近ないので、けっこういいんじゃないかと思う。

クラビュー スキンケアライン使い

現在はクレンジングパッド、化粧水と一緒に使ってます。

匂いは個性豊かですが、なじみはいい。匂い以外の親和性は高い。

ibiza-end.hatenablog.com

 

ibiza-end.hatenablog.com

 

おすすめしたい人、おわりに

  • 寒い冬、しっかり保湿の効果を得たいひと
  • 化粧品の匂いにはある程度耐性のあるひと・・・

ナインフリーは個人的にかなり評価高いです。

保湿力も良く、化粧水とクリームだけですが潤いも長時間持続します。

冬はとてもありがたいが、夏はしっとりしすぎるかもしれない、くらいのこってりさはあります。

クラビューのレビューに香りのことをありのまま書きすぎている傾向があるけど、本当のことなのでしょうがない。

クラビューのメイクアイテムレビューはこちら

クラビューは全商品に真珠の力()が配合されています。

下記記事は真珠の力()全開で挑んでくる検索上位のクラビュー人気商品たち。

ibiza-end.hatenablog.com

 

ibiza-end.hatenablog.com

 

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コスメを使って記事を書いた人

イエベ混合肌。室内座り仕事のアラフォー。

やや色白で刺激には強い方だが、年相応のエイジングの悩み(くすみ、しわ、たるみ)がある。頬に15年連れ添っている直径十五ミリのシミがいるのがコンプレックス。
またチョコレートが大好きなので時々食べ過ぎてはあごに吹き出物を作っている。
コスメのにおいはそんなに気にならない方。
輸入関係のあれこれで韓国コスメが割と家にある環境。
メイクよりスキンケアのレビューが好き。
レビューは一回きりの使用ではなく、何度も使って自分の感じたことをありのままに記すことをモットーとしている。

 

 

【ミルクの香りのトナー】クラビュー 化粧水 レビュー【KLAVUU】

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化粧水って一番身近なスキンケアです。

成分や安全性、信頼できるブランド力、いつも使うものだからどれも欠けてほしくない。

加えて、使い心地ってすごく大切だと思うんですよ。

リピートしたくなるか、にも使い心地が大きく影響すると感じます。

 

KLAVUU(クラビュー)の人気商品と言えばブルーパールマリンコラーゲンアクアクッションホワイトパールセーションバックステージクリームなど。

今回はミルクの香りのトナーを過大評価なしで感じたままレビューしていきます。

 

クラビュー 化粧水 とは

www.instagram.com

 

商品について

『クラビュー ホワイトパールセーションリバイタライジングパールトリートメントトナー』
KLAVUU White Pearlsation Revitalizing Pearl Treatment toner
140ml・3,100円 (Qoo10


ホワイトトーニングスキンケア、ミルク色のミルキートナー。

美白、シワの改善。2機能化粧品。
真珠のように輝く肌のための基礎スキンケア。

 

特徴

1.ホワイトニング効果

ナイアシンアミドと真珠エキス配合でトーンアップ。


2.肌の引き締め効果

肌を包み込むヒアルロン酸マトリックス
ハリのあるすべらかな肌質へ


3.ターンオーバー

毛穴の奥の老廃物や角質をやさしくケア
透明感のある肌質へ

 

4.ウォータフルスキンバリア

多様な保湿成分で、保湿バリアを形成、潤い肌へ

 

主成分

韓国産真珠エキス:透き通った肌へ。保湿・肌鎮静

リンゴ水:角質除去・水分補給

ソジウムハイアルロネート:保湿膜形成・水分ロック

ナイアシンアミド:美白

アデノシン:シワ改善

 

KLAVUUとは

KLAVUU(クラビュー)は、“真の美しさは内側にある”がコンセプト。

KLAVUUとは、スウェーデン語の『クリア』という意味の「KLAR」と、『信念』という意味の「VUU」を組み合わせて作られた。

海と生命のパワーを元にしたパールを含んだコスメが特徴。

 

 

 

クラビュー 化粧水レビュー

使用頻度や方法

2021年1月~2月

夜:入浴後。使用後はクラビューのクリームをつけています。
朝:洗顔後。使用後はダルバのミストを吹いてます。

140mlってこんなかなあ、と思うくらい結構どっしりしているプラスチック容器。

重さもそれなりにあるので持ち歩きたくはない。

本当はコットンにとって使えばいいのですが、
直接手に取ってバシャバシャつけています。

出し口がドバドバ出るような仕様になっていないこと、また気持ちとろみがあるので使い勝手は問題なし。

 

香り

10段階評価で9の強さ。

私は嘘などつきたくないので本当のことしか書きませんが、

むせ返る練乳の香り。

具合が悪い時にこのトナーを使用することはありません。別のを使います。

甘いにおいで、これさえ我慢すれば割と優秀だと思います。

 

使用感

乳白色のしっとり系トナー。

ただし『とろみ』という表現では少し違う気がする。

乳液っぽさより、さらっと薄めの美容液とかのイメージです。

たつきを抑えつつも、伸びが良く、デコルテまでマッサージして使っている。

、、、もうこれはだめだと思ったら、ボディのマッサージ用に使ってもいいかもしれない。

保湿・トーンアップ・シワ改善については、

この乾燥真っただ中の2月に、乾きを感じたことはないし、

現時点そこそこ効果が出ている気はする。

140mlかあ。
これを使い切るのはいつなんだろう、夏かなあ、まあ使うけど。。。

 

 

おすすめしたい人、おわりに

  • 保湿・ホワイトニング・シワ改善の効果を得たいひと
  • 化粧品の匂いにはある程度耐性のあるひと

クラビューの商品は、どうしたんだよ??!!っていうくらい香りにクセがあるなあ。
それも統一された香りでもないので、それぞれ主張がすごい。

機械臭隠しなのかもしれないけど攻めすぎかもしれない。

商品は悪くないと思う。

売れてるクッションファンデ、女優クリーム辺りは、香りおだやかめに属すると思う。

 

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クラビューの他商品レビューはこちら

クラビューは全商品に真珠の力()が配合されているとどこかで読みましたが、クレンジングにすら含有してきます。すばらしい。

下記記事は真珠の力()全開で挑んでくるクラビュー商品たち。

 

ibiza-end.hatenablog.com

 

ibiza-end.hatenablog.com

 

ibiza-end.hatenablog.com

 

コスメを使って記事を書いた人

イエベ混合肌。室内座り仕事のアラフォー。

やや色白で刺激には強い方だが、年相応のエイジングの悩み(くすみ、しわ、たるみ)がある。頬に15年連れ添っている直径十五ミリのシミがいるのがコンプレックス。
またチョコレートが大好きなので時々食べ過ぎてはあごに吹き出物を作っている。
コスメのにおいはそんなに気にならない方。
輸入関係のあれこれで韓国コスメが割と家にある環境。
メイクよりスキンケアのレビューが好き。
レビューは一回きりの使用ではなく、何度も使って自分の感じたことをありのままに記すことをモットーとしている。

【ネタバレ書評】『利休にたずねよ』感想【直木賞受賞作品】

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これは利休という男がした忘れられない恋の話。それにまつわる人々の心。

 

 

山本兼一の第140回直木賞受賞作品『利休にたずねよ』を、本日読了した。

本を読んだのは実に10年ぶりかもしれない。

そこまで私は普段から活字に苦手意識を持って避けている。

読むきっかけは、亡くなった祖母の本棚にこの本があったことだ。

広くはない棚の中で背表紙の厚みが他と比べても存在感がり、ずっとそこにあるのを知っていたが、風景になっていたそれに手を伸ばしたのは気まぐれだ。

それが昨年の秋だから、実に4か月くらいかけてやっと一冊を読み上げた。我ながら、遅い。

まあそれもいい。

 

ここからはつらつらと記録のための感想である。あらすじは書かない。

序盤牛歩で一日20ページくらいずつ読んでいたが、章ごとに時間を遡り主人公が変わることで妙なリアリティを感じ、読みやすかった。

ただ、時代背景や主軸がわかっていないと時間の遡りについていけない時があったので、もしもう一度読む機会があるのなら、章ごとに後ろから読んでみたい。

これはThe ChainsmokersBebe Rexhaの「Call You Mine」ミュージックビデオを逆再生で見た時の気持ちを味わいたいからだ。

以下、思いついたままいくつかの項目について書くことにする。

茶の湯

茶をたて、喫するシーンがどれも文句なしにきれいな一枚の絵だ。美術館にいる気分になる。

茶碗だけでなく花、掛け軸、花入れ、壁、柱、炉、茶筅茶杓、袱紗、釜、庭。

茶の湯がわからなくても、茶道具や茶室のしつらえ、もっと言えば禅や仏教、諸行無常の人生観についてよく理解した気になった。もっと学びたいという気にさせられる。

またそれぞれのうつくしさを見せつけられることは、それがおのおのの生き様に通じているようにみえた。

北野大茶会について、どういうものなのか想像が難しかったが、金持ちも貧乏人も混ぜこぜにした茶の湯テーマパークみたいなものかと妄想した。

また茶の付け合わせや料理が毎度美味そう。確か二度登場する高麗の料理は、異国情緒あふれ優美な印象がつよい。

 

秀吉

傲慢で下品な太閤様かと思いきや、やはり天下取りは天下取りだな、と思い知らされた。

利休が選んだのではなく、秀吉の審美眼は利休を見抜いていたのだ。

秀吉は無暗に奪うひとではない。天下取りだけにそなわった本能と勘、采配で『選んで』いるのだなあ。

黄金の茶室も、成り上がりのいやみよりも、苛烈で圧倒的な魂の力はうつくしさをも醸すのだと感じた。

信長も登場するがあまり尺はないのもあってか、秀吉がかっこいい。

 

女たち

利休は好色で女の扱いがうまい。

金と器量に余裕があるからだ。そういう男はいい。

私もその時代に生きたなら、そういう男の妾になりたいが、器ではないな。女の扱いがうまい男には、かしこい女が寄り添うと決まっている。

宗恩もたえもおちょうも、高麗の女も全然違うようで一貫性があるように感じた。

利休に惚れている点においては、秀吉もそのように感じた。

宗恩とたえをみていると、女というのは私も含めて嫉妬深い。自然なすがただ。

おちょうと宗恩について。浜の小屋で女を殺して、その女をおもって木槿が咲く時期には似た女を抱く利休。それに何の意味もないのを知って、それでもそうしたかったのかと思う。あの時できなかったことをしたかったのかなと。

 

終盤

高麗の女との出会いから逃避行、茶での心中の失敗、宗恩が緑釉の小壺を投げ割るシーンまでページをめくる指がとまらなかった。

あんなに遅々として進まなかったのに、140ページを一日で読み上げることができた。読ませるだけの文章だったと言っていい。

利休が、女が死んだあと毒入りの茶を飲めないシーンがとてもよかった。

頭を丸めて武野紹鴎の新しい茶室をおとずれたとき、女のことは夢だったのか、と思うシーン。本当にそんな風が吹いたような気がした。利休に夢でないと信じさせることができるのは、懐の緑釉の香合におさまった小指と木槿だけ。

宗恩が利休の形見ともいえる香合をためらいなく壊すのがよい。もう利休はいない。利休の好み通りにふるまう義理はないのだ。

 

 

まとめ・さいごに

生涯一うつくしいトラウマは、男の精神を育てた。

また、あの時から利休の魂は浜の小屋に、ひとり取り残されている。

誰もかなわない隙のない完璧な美しさの定義をもっていて、なのに、自分こそが不足の美であると自嘲しているように見えた。

 

大徳寺の古渓宗陳に興味をもったので、わかりやすい本があったら見てみようかな。

三毒の話は思うところが多かったし、大徳寺を去ることにしたエピソードも禅僧としてのプライドを感じた。

現在時代物のショートストーリーを作ったりしているので、禅についてもっと知りたい。
表紙をめくりだしたのは4か月も前なので、序盤の展開を忘れてしまったのが残念。

 

思えば、亡くなった祖母もこの本を読んだんだろう。

巻末には2009年3月6版の印字があった。

祖母のがんが見つかる前だ。

読んだんだろうなあ、きっと。

おばあちゃん、この本、おもしろいね。